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扁桃病巣疾患は、扁桃が離れた臓器に反応性の器質的・機能的障害を引き起こす、きわめてユニークな疾患です。感染がその病態に関与するとされてきましたが、近年の基礎研究の進歩により、感染と免疫の両面を併せ持つ扁桃を原因とした自己免疫・炎症疾患症候群(tonsil-induced autoimmune/inflammatory syndrome:TIAS)として捉える概念が提唱されています。この概念を歴史的な背景とともに解説し、実際に外来で診療にあたる耳鼻咽喉科医師が各関連科より紹介された扁桃病巣疾患をどのように診断して手術適応を決定すればよいのかを示したのが本書です。判断に迷った際に、口蓋扁桃摘出術を勧める資料となることを期待して作成しています。
【特長】
●扁桃病巣疾患の疾患概念・病態・診断・治療、各扁桃病巣疾患における口蓋扁桃摘出術の治療成績について文献を網羅的・系統的に検索して集積しました。
●解説文は、文献の集積結果をもとに作成しました。また、口蓋扁桃摘出術の治療成績に関しては要旨や表を作成して、よりわかりやすく示しました。
●耳鼻咽喉科だけでなく、扁桃病巣疾患の診療を専門とする皮膚科、腎臓内科、膠原病・リウマチ内科、整形外科、小児科の医師によるチェックも経て作成しています。
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