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白人の物質文明を否定して、自然と調和して暮らすインディアンの生活に憧れるヤンとサムの二人の少年。二人はカナダの奥地、サンガーの農場の森でキャンプ生活を送り、自然の中で暮らすインディアンの知恵を学び取っていく。自分たちの手で住まいのティーピーを建て、生活に必要な道具を作り、数々の冒険を通して何事も恐れず、努力して成し遂げることの喜びを知り、自分の価値と可能性を発見していく。野生の動植物への深い関心、インディアンの生活と文化への共感、知識に対する激しい渇望、森や野での冒険と自然への探求に明け暮れ、そして少年を成長させていく。また父親の反対にも関わらず、博物学を自分の将来の職業に選んだ固い決意。主人公の一人、ヤンはまさに若き日のシートンそのものであり、本書は博物学者シートンを形づくった少年時代の出来事と真剣な思索を生き生きと書き綴った感銘深い物語である。現代の物質・情報過多時代に「どのように生きていくか」のヒントがここにある!また本文中の挿絵はシートン自身が描いている。(アメリカの古典完訳)
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