青雲編
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昭和29年1月20日、満賀と才野ついに東京へ
昭和29年1月20日夜、満賀道雄と才野茂は本格的にまんが道を歩むべく、夜行列車で東京へ向かう! 翌朝、上野駅に着いた二人が最初に向かったのはトキワ荘。手塚先生と前回の上京時に満賀が世話になったテラさんに挨拶するためだ。テラさんは挨拶もそこそこに「今や日本は漫画維新の時代だと思う!」と言い、若い才能が新しい漫画を創り出そうと燃えていると熱っぽく語る。そして、満賀と才野が上京したことを機会に「漫画少年」に集う若い漫画家の卵を集めてグループを結成したいという構想を二人に打ち明け、参加を求める。三人が漫画の将来を語っているところへ「漫画少年」の編集長がやって来る。原稿に3ページの穴があいてしまったので相談に来たのだ。締め切りは今日いっぱい! 躊躇する二人だったが「チャンスはむだにしてはだめだ!」というテラさんの強い勧めもあり、足塚茂道として仕事を受ける。そして、なんとテラさんの部屋で執筆することに! さらに……上京一日目から波瀾続きの二人であった───雑誌掲載時のカラーページを多数収録した決定版! 巻末に漫画家・あらゐけいいちのエッセイ[「まんが道」と]を収録。
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