炎芸術 No.154(2023夏)

特集:みやびなる京焼

炎芸術

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出版社
阿部出版
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年5月
判型
A4
ISBN
9784872426298

特集 みやびなる京焼

2023年春、文化庁が東京から京都へと移転する。明治以来、初となる中央省庁の移転となる。これを機に、京文化を継承する現代の「京焼」について見直してみたい。華やかな色絵が施された京焼は、誰もが憧れる京都のイメージを体現する、優雅で洗練された雅な表現で注目できる。近年、石川・九谷の細密絵付が話題になっているが、京焼はそれに拮抗する色絵の魅力に満ちあふれている。本特集では、京焼の伝統を受け継ぎつつも、独自に新たな創造を芽吹かせる現代作家と、野々村仁清や尾形乾山といった京焼のイメージを確立させた江戸時代の名工の作品を取り上げる。と同時に、典雅な茶道具だけではなく、時代の要請により様々に姿を変えてきた京焼の歴史まで紹介する。

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