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「まずは恋人になってみませんか」 「は?」
「お互い大人ですから相性はかって
デートしてってのは面倒でしょう」 「え?」
「あと俺、性欲が強いので、そこも含めて判断をしてほしいです」
「セーヨク!?!?!?」
藤川千代子は長女のうえに事なかれ主義ということもあってか、
家族や職場で面倒ごとを頼まれては、相手の気持ちばかりを優先して、損をしてばかり。
またもや流されるままに家族の勧めで結婚前提のお見合いをすることになったそんなある日、
お見合い会場に現れたのは、道中で出会った“正論男”の一条で――…!?
あまりにも無遠慮にズバズバと正論をぶつけてくる一条に、
ついカッとなっていろいろいったことで
なぜか気に入られてしまい――…!?
エリート彼は私の前でだけ甘くて(ときどきウザくて)、
でもキッパリハッキリカッコいい!!
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