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保育現場にいる発達障害のある子ども、発達が気になる子どもの行動について保育士らが困っていること、悩んでいることの声をもとに、各専門家が障害特性やよく見られる行動ごとの対応策を解説します。子どもがお友だちをたたいてしまう、じっとしていられない、人に関心がない、言葉が出ない、かんしゃくが激しい、偏食が激しいなどの行動に対して、応用行動分析学・感覚統合・TEACCHプログラム・インリアルアプローチなどの各専門家がそれぞれの発達支援のアプローチから対応などを解説し、保育をサポートします。保育士としてスキルアップしたい方に最適な1冊。
〈第1章 発達障害とは〉
「発達障害」の概念
知的障害/自閉スペクトラム症/注意欠如・多動症/限局性学習症
〈第2章 専門的なアプローチを生かす〉
障害のある子どもの支援にかかわる法律
「児童発達支援」とは
発達支援と保育をつなぐ
保育者が知っておきたい発達支援アプローチ
応用行動分析(ABA)/TEACCHプログラム/ソーシャルスキルトレーニング(SST)/感覚統合アプローチ/インリアルアプローチ
知っておきたい相談先
〈第3章 子どもとのかかわり方を探る〉
保育と医療の専門家が一緒に考える
障害児保育セミナーから分かった子どもたちの課題
CASE 1 ほかの子どもに手が出てしまう
CASE 2 集中力がなく一定時間同じことができない
CASE 3 1か所にじっとしていない/目を離すとどこかに行ってしまう
CASE 4 衝動的な行動が多い
CASE 5 ほかの子どもにあまり関心を示さない
CASE 6 ことばが出ない(出にくい)
CASE 7 理解できる単語が少ない
CASE 8 落ち着きがない
CASE 9 かんしゃくが激しい
CASE 10 好き嫌いが多い
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