1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
◆企業トップや社外取締役の義務と責任、権限とは?
◆「経営判断の原則」はどこまで認められるか
◆善管注意義務・忠実義務の具体的内容と程度がわかる
近年、社会情勢の変化は、ますますそのスピードを上げつつあります。その根底にあるのは、技術の進歩と、価値観および社会的常識の変化ですが、この「進歩」と「変化」とは時間差をおいて発現します。このような環境下において、会社の経営方針を決定する取締役は、会社に対する善管注意義務を負うとともに、時代と市場の動向を的確に見通したうえでの「適切」な経営判断が求められ、不適切な判断を行ったならば、損害賠償責任を負うこととなります。
本書は、取締役の地位と職責、権限、会社および第三者に対する責任、損害賠償以外の責任など、企業トップに求められる義務と、その裏返しである責任(リスク)について、できるだけ具体的かつ平易に説明しました。
【おもな内容】
Ⅰ 取締役の地位と職責
取締役の立場/取締役の一般的な義務/善管注意義務・忠実義務の具体的内容と程度
Ⅱ 取締役の義務
取締役の内部統制システム整備義務/取締役の競業避止義務の内容/利益相反取引規制の当否
Ⅲ 会社に対する取締役の責任
利益供与に該当する取引/経営判断の原則/会社に対する責任と任務懈怠、過失
Ⅳ 第三者に対する取締役の責任
第三者に対する責任/代表取締役の任務違背と平取締役の第三者に対する責任
Ⅴ 損害賠償以外の取締役の責任
取締役の解任手続き/報酬や退職慰労金の任期中の減額、不支給
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。