将軍の世紀 下巻

家慶の黒船来航から慶喜の大政奉還までわずか14年で徳川の世は瓦解した

将軍の世紀

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出版社
文藝春秋
著者名
山内昌之
価格
3,740円(本体3,400円+税)
発行年月
2023年4月
判型
四六判
ISBN
9784163916927

イスラーム研究の泰斗として知られる山内昌之東大名誉教授の新たなる挑戦。徳川幕府の通史がついに完結! 下巻は、黒船来航から大政奉還までの幕末を描く。嘉永六年(一八五三)、米国東インド艦隊司令官マシュー・ペリーが率いる四隻の黒船が浦賀沖に現れた。十二代家慶の最晩年である。以来、国内は海防と将軍継嗣問題で揉めに揉め続ける。騒動の中心にいたのは水戸家当主・徳川斉昭だった。声望ほどに実力が伴わない斉昭の言動に周囲は振り回され、その負の遺産が息子・慶喜の足を引っ張ることになる。関ヶ原から二百六十七年目にしてついに政権は徳川家の手を離れた。山内歴史学のもうひとつの到達点がここにある!

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