甲斐荘楠音の官能的な絵画世界は、独特な表現力と色彩等に魅了されるが、創作のために多くのスケッチや写真資料による徹底的な探求がなされていることも知られている。
その証と言える素描群が本書により本邦初公開となる。京都の星野画廊で秘蔵されていた男性裸体を中心とした100点を超える素描作品から、80余点を厳選し掲載。淡く着彩が施され、エゴンシーレを思い起こす卓越したデッサン力によって描かれた、人間の在るままの崇高な美しさと強さに、心奪われずにはいられない。
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