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世界のフライフィッシング界のなかで、現在もっとも注目されているフライタイヤー、バリー・オード・クラークによるフライライイング教本です。クラークのYouTubeチャンネル「The Feather Bender」の登録者数は5万人を超え、QRコードでYouTube動画と連動させた画期的なタイイング教本『The Feather Bender’s Flytying Techniques』は英語圏で大ベストセラーとなっていて、日本語訳が待たれてました。
目次にフライパターンが28種類並んでいるために、本書をフライパターンブックと勘ちがいする人がいるかもしれませんが、本書はパターンブックではありません。本書の最終的な目標は、読者が、重要な基本テクニックをマスターしながら、古いテクニックを現代風にアレンジした自分自身のオリジナルフライを巻けるようになることです。
掲載されているフライの多くは、35年以上にわたるタイイングで培った著者のテクニックを有効に活用できるパターンが優先されて選ばれています。なので、この本にあるフライを巻いて現場に行けば、即釣れる、というわけにはいきません(そこそこ釣れるとは思いますが!)。重要なのは、知っているつもりになっている、あるいは今さら聞けないテクニックやコツをしっかり学び直すことで、読者のフライを今より美しくすることです。
ベテランの皆さんには今さら説明する必要もないかもしれませんが、美しいフライとは、虫をそっくりそのままにイミテートしているフライのことではありません。魚にとって、虫らしく見えるフライのことです。重要なのは虫っぽさです。虫っぽさが重要というと、ボサボサッとした曖昧なフライを巻く人がいて、もちろんそれはそれでまちがった方向ではないでしょう。ただここで考えてほしいのですが、たとえば左右非対称の虫っているでしょうか? 右側の羽が長くて左側が短いとか、ボディの右側が膨らんでいて反対側がへこんでいるとか。美しいというのはつまりそういうことです。自然に見えるからこそ美しく見えるもので、左右のバランスが良く巻かれたフライは自然に見えるからこそ釣れるのです。
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