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鬼才・北野勇作、世間を煙に巻く。
読書芸人・上田航平(ゾフィー)解説! カバーイラスト・和田ラヂヲ
狐や狸がひとを化かすことがあり得る世界で繰り広げられる200篇の物語。
「あの人も狸じゃなかろうか?」
”読み始めたら、化かされる”
100文字が紡ぎ出す人と人でないものの境界線。
「この短編に登場する人間たちは、狸の正体を強引に暴いたり、大声を張り上げて指摘するなどといった野暮なことは決してしない。(中略)SFというのはフィクションであり、端的にいえば嘘である。その嘘に血を通わせるのは想像力と愛情だ。(中略)人間と狸の関係のように、北野さんのこの作品に対する態度は、嘘への優しい思いやりであふれている。」(解説より)
著者のライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は4000を超える。膨大な作品群から選り抜かれた200篇のショートショートを収録。シリーズ百字劇場として、タヌキが登場する作品を集めた本作『納戸のスナイパー』のほか、SFとして括られるタイプの作品を集めた『ありふれた金庫』(3/29刊行)、猫が登場する作品を集めた『ねこラジオ』の3作を連続刊行。
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