大泉黒石

大泉黒石

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出版社
岩波書店
著者名
四方田犬彦
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2023年4月
判型
四六判
ISBN
9784000615938

「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家、大泉黒石。ロシア人を父に持ち、複数語に堪能なコスモポリタンだった。『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが、才能を妬まれ、虚言家だと罵られ文壇追放、忘れられた作家となる。国家も民族も飛び越え、人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が、今、蘇る。

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