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年はとった。
しかし、なんか違う気がする。
身体の衰え、お金の不安、変えられない生活習慣……
理想と現実のギャップに戸惑う中年世代へ贈る、痛快オトナ考!
「ウェブ平凡」の大好評連載を書籍化。
中学生の頃に憧れていた、煙草の吸殻と酒の空き瓶とまずいコーヒーに囲まれ昼夜逆転生活をする不摂生な売れない小説家というやつに見事なりおおせたが、なってみると、単純に体調が悪くて日常生活がつらいのだ。(中略)『これ、別に、カッコよくねえな……』ということにやっと気が付いた。
――本書「運動と大人」より
我々は本当に大人になれるのだろうか?
【目次】
はじめに
1章 どうやって年をとればいいんだろう
エブリデイ惑いまくり/老いと大人/趣味と大人/運動と大人/食と大人/お酒と大人
2章 変わりたいと思っちゃいるけど
仕事と大人/休暇と大人/格好と大人/住まいと大人/お金と大人/フィクションと大人/おもしろと大人
3章 ひとりで生きる、誰かと生きる?
インターネットと大人/人付き合いと大人/協調性と大人/恋バナと大人/家事と大人/リレーションシップと大人/子供と大人
4章 そして人生はつづく
後悔と大人/怒りと大人/病と大人/終活と大人 親編/終活と大人 自分編
おわりに
【著者略歴】
小説家。1981年東京都生まれ。著書に『探偵小説(ミステリー)には向かない探偵』(集英社オレンジ文庫)、『完璧じゃない、あたしたち』(ポプラ社)、『BL古典セレクション3 怪談 奇談』(左右社)、『どうせカラダが目当てでしょ』『ババヤガの夜』(ともに河出書房新社)などがある。
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