本の雑誌 479号(2023年5月号)

特集:さらば友よ! 目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼号

本の雑誌

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出版社
本の雑誌社
著者名
本の雑誌編集部
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2023年4月
判型
A5
ISBN
9784860115418

特集:さらば友よ!
目黒考二、北上次郎、藤代三郎の追悼号

本の雑誌の創刊者である目黒考二が急逝してふた月半。本とギャンブルを愛し、家に帰らず、事務所で本を読み続け、競馬場で馬券を外し続けた目黒考二は出版界に何を残していったのか。というわけで、本の雑誌5月号は目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼大特集「さらば友よ!」。仕事場の本棚写真から、発行人目黒考二、書評家北上次郎、馬券師藤代三郎の実像をそれぞれ語る座談会、椎名誠、群ようこ、目黒慎吾・謙二兄弟、北方謙三、大沢在昌、宮部みゆき、逢坂剛、山田裕樹、森絵都、馳星周、浅田次郎、夢枕獏、井崎脩五郎、亀谷敬正、須田鷹雄ら、総勢30人を超す知人、友人たちによる送別のことば、文庫解説完全リストに一人で三人、目黒北上藤代の全著作、そして「2022年有馬記念予想」まで、本誌のすべてをかけて追悼する特集だ!

新刊めったくたガイドは、柿沼瑛子がちょっと不気味なジュブナイル、C・ブランド『濃霧は危険』に驚愕すれば、石川美南はトロイアで・カリブで・米南部で沈黙を破る女たちの相次ぐ出現に快哉! 大森望が年間ベスト級の作品集『ガーンズバック変換』と『回樹』に◎を打てば、酒井貞道は夢の内外で展開する篠谷巧の技に油断禁物! 松井ゆかりが姉妹と人々の四十年の物語『水車小屋のネネ』がいい!と激推しすれば、すずきたけしはワルから天職への衝撃の一代記『人生上等!』で上等上等! そして、北上次郎なら今月はなにを推すか、気になる人は88ページにGO。今月は胸に"小さな北上次郎"を抱えた書評家4人が北上次郎が推しそうな本を特別に紹介だ。さあ、あなたも"小さな北上次郎"を抱えてみよう!

今月は黒い昼食会が集英社のラジオに怒りの鉄拳なら、漫画 本を売る技術は「平台問答」。日下三蔵がマンガの密林に踏み入れば、穂村弘は「四つ葉と四つんばい」。駆け出し古本屋岡崎武志がメルカリで9打数4安打なら、堀井憲一郎は第2回本屋大賞に勝手に横から参加の大将の結果発表! 酒と家庭はどこへやら、いやはやすごいぞと読書に邁進、外れ馬券と本の雑誌5月号を持って、週末は競馬場で目黒考二を偲ぼう!

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