特集:民主主義の再考と再興
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特集 民主主義の再考と再興
ロシアによるウクライナ侵攻以後、「自由」とか「人権」とか「正義」とかをめぐっての「意味の争奪戦」が、いま日本をも含んだ西欧世界と、独裁的あるいは覇権主義的な国家群との間で、始まっている。
たしかに科学技術と合理主義の精神を基本とするヨーロッパ近代が、非ヨーロッパ世界に伝播し、そこでの「近代化」がほぼ「ヨーロッパ化」と重なってきたことは、歴史的な事実だ。しかしまた、非ヨーロッパ世界の近代化においてはそれぞれの地域の精神史的伝統が、ヨーロッパ・モデルに還元できない固有性を帯びて、近代化を多様なものとしていることも、疑えない事実である。ではその地平から、「民主主義」はいかに再考されるべきなのか?
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