まむし三代記

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
朝日新聞出版
著者名
木下昌輝
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2023年4月
判型
文庫
ISBN
9784022650948

法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは――従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長篇時代小説弘治二年(一五五六)、四月二十日――国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。美濃の地においてである。奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。まむしと恐れられた斎藤道三である。国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。より正確を期すなら、道三とその父親である。道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。国滅ぼし――と。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top