青雲編
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満賀道雄と才野茂に漫画に対する意識の差が
地元の新聞社に就職し、図案部に配属された満賀道雄。仕事にも慣れ、その仕事ぶりが内外に評価され新聞社で働くことがだんだんと面白くなってきた。その一方で、一日で会社を辞めてまんが一本に絞った才野茂とまんがに取り組む意識の差を感じるようにもなっていた。そんなある日、才野が読み切り企画を持ってくる。それは『ユートピア 』を見てもらった「少年画報」の編集長のアドバイスを参考にした8ページの短編で、テーマは“冒険宇宙もの”と“西部劇”であった。これを二人で一本ずつ受け持って細かい案を立てた後に持ち寄って検討し、最終的に一本に絞ることになった。しかし、新聞社の仕事で手一杯の満賀は全く手をつけられないでいた。そんな満賀のもとへ才野が二日徹夜して仕上げた『西武のどこかで』と名付けた西部劇のラフを持ってくる。自分の不甲斐なさを才野に詫びる満賀に「ぼくは、まんがに生活がかかっている………」と言う才野の言葉がズシリと心に刺さるのであった───雑誌掲載時のカラーページを多数収録した決定版! 巻末に『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』等の作者小畑健のエッセイ「特別で大切な作品」を収録。
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