きみの話を聞かせてくれよ

フレーベル館文学の森

きみの話を聞かせてくれよ

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出版社
フレーベル館
著者名
村上雅郁 , カシワイ
価格
1,694円(本体1,540円+税)
発行年月
2023年4月
判型
四六判
ISBN
9784577051863

吹き抜ける風が心をゆらす〓〓
ぼくらは自分のままでいたいだけ。そうあるように、ありたいだけ。

7つの短編が連作に。
軽やかに、でもたしかに、
心に響く『ぼくら』の話。

episode1 シロクマを描いて
親友・早緑(さみどり)とけんかして以来ひとりぼっちの六花(りっか)。放課後、スケッチをする彼女の前に現れたのは……。

episode2 タルトタタンの作り方
お菓子作りが趣味の虎之助(とらのすけ)。ある日、見知らぬ先輩に「タルトタタンは作れるか」とたずねられ……。

episode3 ぼくらのポリリズム
吹奏楽部のパーカス、夏帆(かほ)。元気のない後輩・湊(みなと)を保健室に連れていくと、そこにはおなじクラスの男子がいて……。

episode4 いたずら男子の計画は
テストも終わって浮かれる葵生(あおい)。親友の悠磨(ゆうま)と颯太(そうた)の3人で、「中2らしいいたずら」の計画を考えるが……。

episode5 ヘラクレイトスの川
受験勉強に励む3年生の正樹(まさき)。ずっと心配していた不登校気味の妹・梢恵(こずえ)が、不思議なことを言いだして……。

episode6 ウサギは羽ばたく
新船中のカリスマ・羽紗(うさ)。記憶の古傷に向きなおり、かつての友人・玲衣(れい)と話をするため向かった体育館の裏で……。

episode7 くろノラの物語
異動を控えた養護教諭の三澄(みすみ)先生。保健室をたずねてきたひとりの男子と話すうちに、昔のことを思いだし……。

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