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「江東の虎」と恐れられた父・孫堅、そして兄・孫策の遺志を継ぎ、周瑜らとともに江東を守る決意をする孫権。その頃、荊州に身を寄せた劉備は、軍師を求め、臥竜と呼ばれる賢人のもとを訪れる。三度目にようやく会えた臥竜・諸葛亮孔明は劉備に「天下三分の計」という戦略を伝える。一方、着々と南征の準備をととのえた曹操は、50万を超す大軍を繰り出し、劉備と荊州に襲いかかった。迎え撃つ劉備軍は、軍師を迎えて初めての戦い。劉備が入れ込む孔明のお手並み拝見と、関羽と張飛は半信半疑でその作戦に参加するが、孔明の策による予想以上の結果に仲間の絆は深まっていく。だが、荊州を継いだ劉琮が曹操に降伏。劉備たちは、自ら志願してついてくる荊州の多くの民とともに南へ逃れていくのだが…。
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