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戦前・戦中の留学生招へい、戦後・高度経済成長期の「人づくり」協力から、グローバル化の中の高等教育協力、EFA・SDGs時代の基礎教育協力へと、日本の国際教育協力は歴史的に多様な展開を見せている。しかし国民教育の境を越え、他国の教育に関わるとは、どのような理念に拠れば「良い」ものなのか。明治後期から現代までの歴史を見渡し、政策形成の過程とその実践を概説する本書は、もう一つの「近代日本教育史」である。
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