異分野の人と話すだけで、学際的といえるのか。大学院生が教育活動に取り組む意義とは。「院生が学部生に模擬講義を行う」という活動を通して若手研究者たちが直面した問いに、議論を重ねながら迫る!
専門分野も違う,興味関心もてんでばらばら。そんなメンバーが集い,「大学院生が学部生に模擬講義を行う」という活動をやり始めた。こうした特殊な事情のために,私たちは常に「異質な他者と共に何かに取り組むとはどういうことか」という問いにさらされることになった。
本書では,この問いに対して,「学際性」と「共同性」という二つの視点から考察を加えていく。ミカタに中心的に関わってきたメンバーの論考に加えて,第一線で活躍する外部研究者を含めたさまざまな「他者」を巻き込みながら議論が展開される。(「序章」より)
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