地理的表示保護制度の活用戦略

KINZAIバリュー叢書

地理的表示保護制度の活用戦略

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
金融財政事情研究会
著者名
生越由美
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2023年3月
判型
四六判
ISBN
9784322142488

◆日本の地域の組合・中小企業もグローバル・ビジネスに参入しよう!
欧州では地域産物の知的財産権=地理的表示(Geographical Indication、GI)を活用!
・ワイン、ハム、チーズ、野菜、果物、肉、魚、加工品…
・欧州では地域名称を冠したGI産品の価格は通常産品の約2倍。
・某ハムの売上高は3兆円。GI活用の経済効果が顕れている。
・風評被害対策、地域再生のツールでもある。
◆本書はGIを歴史から繙き、欧州の豊富な先例を紹介し、ビジネスを成功させるためのブランディング&マーケティング戦略を解説。
・GIビジネスを成功させるためのGIチェックリストとは。
・世界各地の「シャンパン名称」を次々と排除する組合の闘いとは。
・欧州が工芸品・工業製品もGIブランド化する意図とは。
・GIセクションを一つに、「役所の壁を壊そう」と筆者は提言。
◆読者対象は、官公庁、金融機関、商社、食品産業、自治体、農林水産業関係者・組合、知的財産/観光/地域経済専攻の学生、一般社会人。

【主要目次】
序 章 地名は財産
・1 社会の変化と地域資源
・2 地名は財産
第1章 地理的表示保護制度(GI制度)─EUの戦略
・1 750億ユーロ(約11兆円)のEUの宝物
・2 地理的表示保護制度(GI制度)の概要
・3 ブランドを育てたパリ万博
・4 「ワインの原産地を保護する法律」の制定
・5 GIは知的財産
・6 GI制度の採用国の拡大
第2章 GIを活かした販売戦略
・1 GI取得は販売戦略の第一歩
・2 販売戦略の基礎知識
・3 GIチェックリスト(GICL)
第3章 欧州のGI制度と事例研究
・1 EUの理事会規則
・2 EUのGI制度
・3 EUが抱える悩み
・4 事例研究
・・パルマハム/シャンパーニュ/ハモン・セラーノ/ボルドーワイン
第4章 日本のGI制度と事例研究
・1 攻めの農政
・2 日本のGI制度
・3 GIを取り巻く法制度
・4 事例研究
・・神戸ビーフ/十勝川西長いも/鹿児島の壺造り黒酢
第5章 中国、北米、オーストラリアのGI産品と歴史、販売戦略
・1 中国のGI制度と「一帯一路」
・2 北米、オーストラリアのGI制度
第6章 まとめ
・1 GIはお薦めのビジネスツール
・2 ウェブサイトを作りながら戦略を立てよう
[巻末資料]
GI保護制度登録産品一覧/GIviewに掲載されている日本GI/国が指定した伝統的工芸品240品目

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top