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『實躬卿記』は、公卿権大納言三条実躬の日記であり、鎌倉幕府と朝廷周辺の動静や有職故実が記録された、鎌倉後期の基本史料である。本冊には、武田科学振興財団所蔵自筆本および東京大学史料編纂所所蔵自筆本の紙背文書を収録。武田本は第一一巻から第二〇巻までの、史料本は正応五年二月記の紙背文書を、すべて収めた。
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