1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
「支配と抑圧を免れた生」を保障するために
余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えようとすることの意味は何か? 本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、
これらを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。
カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快に整理してフェミニズムや社会保障など現代のテーマも取り上げる。基礎知識から最前線までを一冊で学べる、理想的な教科書。
第一章 公共哲学は何を問うのか
第二章 公共哲学の歴史 Ⅰ
第三章 公共哲学の歴史 Ⅱ
第四章 功利主義の公共哲学
第五章 リベラリズムの公共哲学
第六章 リバタリアニズムの公共哲学
第七章 ケイパビリティ・アプローチの公共哲学
第八章 平等論と公共哲学
第九章 社会保障の公共哲学
第十章 デモクラシーの公共哲学 Ⅰ
第十一章 デモクラシーの公共哲学 Ⅱ
第十二章 フェミニズムの公共哲学
第十三章 国際社会における公共哲学
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。