日本のローカル線150年全史

日本のローカル線150年全史

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
清談社Publico
著者名
佐藤信之
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2023年4月
判型
A5
ISBN
9784909979438

JR各社が「単独維持困難路線」を続々発表、

災害で運休中の路線が再開を断念……



なぜ建設され続けたのか?

なぜ危機を迎えたのか?



公共交通機関研究の第一人者が、

超一級資料から読み解いた

「問題の本質」と「存続への処方箋」



ローカル線建設ブームから、

再生をめざす現状までを完全解説!



本書は、2023年というローカル鉄道に対する

政策が大きく変わる年にあたって、

明治時代、日本に鉄道が登場したころから現在までの

ローカル線の歴史を一冊にまとめたものである。



ここ数年のコロナ禍で、路線バスや鉄道の旅客は減少し、

厳しい経営を余儀なくされている。

地方のローカル私鉄や第三セクター鉄道だけでなく、

JR各社も同様に旅客の減少が進んでしまった。



このような日本の現状のなかで、なお鉄道を維持すべきかという

大きな問題が問いかけられている。(本文より)



第1部 なぜローカル線は建設されたのか [明治〓昭和戦前篇]

地方鉄道の勃興/軽便鉄道の躍進/鉄道省による地方路線の建設/昭和初期のローカル線ブーム/戦時体制に突入した日本の鉄道



第2部 新線建設と廃線の狭間で [昭和戦後篇]

戦後復興の象徴としての地方路線建設/「高度経済成長」の牽引車としての鉄道/経営改善を迫られる国鉄/なぜ国鉄は解体に追い込まれたのか/鉄道の時代から自動車の時代へ/国鉄の経営悪化と「ローカル線問題」の勃発/消えゆく地方ローカル私鉄/ついに赤字に転落した国鉄/田中角栄と「総合交通政策」の策定/それでも続くローカル線の建設/「特定地方交通線」の廃止



第3部 再構築を迫られるローカル線 [平成〓令和篇]

国鉄の分割民営化とローカル線政策の変化/ローカル線維持のための方策/大手私鉄のローカル線への取り組み/ローカル私鉄の活性化の実例/21世紀のローカル線支援制度/令和時代のローカル線が生き残る方策

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top