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鍬形蕙斎(くわがた・けいさい 1764-1824)をご存じですか?
鍬形蕙斎は江戸時代の絵師。畳職人の子でしたが、絵の巧さから北尾政美(きたお・まさよし)の名で浮世絵の道へ進み、ついには大名お抱えの絵師になりました。
さて蕙斎。写実的な絵はもちろんのこと、彼にはもうひとつ得意のジャンルがありました。それが【略画】です。
略画というのは、シンプルにデフォルメされた絵のこと。つまり「略画式」とは、そういった絵のお手本というわけです。
思わず笑ってしまうゆる~い画風は「北斎嫌いの蕙斎好き」という言葉を生んだほど。当時多くの人々が彼の作風の虜になりました。
本書は蕙斎が手がけた『鳥獣略画式』『人物略画式』『草花略画式』『魚貝略画式』そして『山水略画式』の全ページをオールカラーで収録しています。また、加藤ゆずか氏(足立区立郷土博物館 専門員)による解説と4コマ漫画で、より詳しく楽しく蕙斎を知っていただけるようになっています。
ふしぎな魅力にあふれた「蕙斎略画」の全貌を紹介する初めての本、ぜひお手に取ってご覧ください。
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