宗教組織の人類学

宗教組織の人類学

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出版社
法蔵館
著者名
藏本龍介
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2023年3月
判型
A5変
ISBN
9784831856517

私たちが生きる世界は「宗教=規範的言説」によって想像的に組織化されている。それは規範の意味を探究する過程でもある。アジア・アフリカ地域を事例として、宗教と組織の相互構成的関係を7名の執筆者が明らかにする。
〈目次〉
序章 宗教組織の人類学に向けて(藏本龍介)
第一章 「善行」が想像/創造する組織―ミャンマーのダバワ瞑想センターを事例として―(藏本龍介)
第二章 「布施のゆくえ」に向き合う仏教組織―現代タイにおける布施、会計、アカウンタビリティ―(岡部真由美)
第三章 フィリピン・カトリック教会の政治参加と社会的影響力――ドゥテルテ政権下における司牧声明の言説分析―(東賢太朗)
第四章 ムスリムを組織化するということ―一九四〇年代から一九六〇年代までのボボ・ジュラソにおけるムスリムの対立をめぐって―(中尾世治)
第五章 イスラーム教育の再創造―ブルキナファソのイスラーム教育機関を事例として―(清水貴夫)
第六章 ヒンドゥー寺院を形作る規範を探求する―インド・ラージャスターン州のラーニー・サティー寺院を事例に―(田中鉄也)
第七章 巡礼地管理と〈政教〉関係―四国遍路および斎場御嶽における管理組織の形成過程と法的規範―(門田岳久)
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