――この世界は延命され続けている。
世界は一度壊れ、亜神の支配するいくつもの〈都市国家〉として分割された。
栄華極める閉ざされた階層の都市。
亜神以外は「モノ」である狂宴の街。
妖精と人が手を取り合って神を封じた平穏の庭。
当たり前の日常が過ぎていく。
そのどれもが、滅びの淵にあることを知らずに。
――この世界は崩壊し続けている。
だからわたしたちは選ぶのだ。
この日常を受け入れるのか。抗って世界に終焉を与えるのか。
これは、終わりかけの世界で紡ぐ、わたしたちの物語。
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