映画論叢 62

映画論叢

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出版社
国書刊行会
著者名
丹野達弥
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2023年3月
判型
A5
ISBN
9784336074850

九州の興行師のお嬢さんが「女優・古池みか」として経験した東宝の一側面。怪奇時代劇『釣天井の佝僂男』徹底分析。小平裕監督が見た『仁義の墓場』における深作欣二の狂気。昭和の藝能ストリップ、その末期の様相。そして「シネラマの興亡」は『グラン・プリ』で頂点を迎える完結編へ。等々、今号も映画史的話題が満載。

【目次】
菊田一夫、小野栄一、川島雄三、黒澤明…
興行師のお嬢さん、東宝女優に 古池みかインタビュー 小関太一

『グラン・プリ』『カスター将軍』『マッケンナの黄金』
シネラマの興亡《完結編》 強湾曲スクリーンだけが残った 内山一樹

時代劇に怪奇性を求めて
羅門光三郎の迫力 『釣天井の佝僂男』をご存じですか? 二階堂卓也

深作欣二『仁義の墓場』に助監督として参加
石川力夫の墓参り 映画監督・小平裕インタビュー 鈴木義昭

ジョン・フォードの世界 傑作『黄色いリボン』を分析する 猪股徳樹
ヌード業界退潮を見送る 土地もいろいろ、女もいろいろ 飯田一雄
東映大部屋役者の回想 百歳俳優・河合絃司 五野上力
平和館、武蔵野館 プログラムにみる 戦前池袋の映画館 冬樹薫

好評連載
水木洋子のXYZへの道・最終回 晩年の状況 奥薗守
独立系成人映画再考・脚本篇 日大闘争につながる人々 東舎利樹
「再映」研究・完結編 まぼろしの映画題名 最上敏信
邪論、正論、はた快楽 健さん本のいいかげんさ 浦崎浩實
《映画の見かた》の見かた みうらじゅんの批評性 重政隆文

問題提起
G・アーシェインボー/杉山昌三九/E・イェリネク

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