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「お前に見せてやるよ。本物の詩情を」
坂下あたるは、紙上に至上の詩情を書き込める天才高校生。
一方、彼に感化されて詩作を始めた佐藤毅は鳴かず飛ばず。
あたるの才能に、密かに嫉妬していた。
ある日、あたるの文章がネット上で盗作・改ざんされる事件が起こる。
本家の面白さを凌駕する模倣作に、あたるはとうとう書くことを止めてしまい――。
果たして、毅は親友の危機を救えるのか?
17歳のすべてを「文学」に捧げる2人の青春エンタメ小説。
最果タヒさんとの特別対談も収録。
【著者略歴】
町屋良平(まちや・りょうへい)
1983年東京都生まれ。
2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞してデビュー。
19年『1R1分34秒』で第160回芥川賞を受賞。
22年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞を受賞。
その他の著書に『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』『ふたりでちょうど200%』など。
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