何が危機対応力(レジリエンス)の差を生み出すのか。
コロナ禍でも感染予防と経済活動を両立させ、ショックと社会の変容からいち早く回復した人々と、回復できずに苦しんでいる人々では、何が異なるのか? どんな世帯でダメージが大きかったのか? 日本を代表する家計パネルデータを用いて家計、働き手、消費者の行動にどのような差異が生じたのかを分析し、予測困難な時代に必要な家計行動、働き方、危機対応、政策対応とは何かを明らかにする、コロナ禍に焦点を当てた実証的研究。
◆日本の家計はコロナショックでどう揺れ動いたのか? レジリエンス(ショックからの回復力)格差に焦点を当て、不確実性の高い時代に必要な行動と政策を探る。
◆コロナ前から継続調査している家計パネルデータを用い、コロナ禍が家計・労働者・消費者の生活や意識をどう変化させたかを詳細に把握。その分析結果をもとに、生活水準の変化、働き方や価値観の変容、心のケアや子育ての意識などへの影響を明らかにする。「家計と格差分析」の第一級研究。
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