“世界”の謎を解き、命を与えられた意味を知ったとき、ふわりと心がほどけ、温かな涙があふれる傑作!
読者から募集した物語をカンザキイオリが楽曲化! バーチャルシンガー・花譜が歌う「それを世界と言うんだね」を綾崎隼が描く。
■プロフィール
著・綾崎隼(あやさき・しゅん)
1981年新潟県生まれ。2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(MW文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど人気シリーズほか多数刊行し、『死にたがりの君に贈る物語』(ポプラ社)ではベストオブけんご大賞を受賞。他著書に『ぼくらに嘘がひとつだけ』(文藝春秋)など。恋愛小説、ミステリ小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を得ている。
曲・カンザキイオリ
2014年、ボカロPとしてアーティスト活動を開始。数々の人気曲を発表し、「命に嫌われている。」で初の殿堂入りを果たす。2019年には1stアルバム「白紙」を発表。大人気バーチャルシンガー花譜の全楽曲の提供や映画、ゲームの主題歌など活躍の場を広げる。2020年、大ヒット曲「あの夏が飽和する。」を元にした同名小説で作家デビュー。2021年夏からセルフボーカル活動も本格始動。ボカロP、シンガーソングライター、小説家として唯一無二の存在感を放つ。
歌・花譜
類い稀なる歌声を持つ、神椿始まりのバーチャルシンガー。2018年、当時14歳にしてデビューし、素顔を明かさずに3Dモデリングされたアバターを使って活動を開始した。唯一無二の歌声と、メインコンポーザーであるカンザキイオリの多彩な楽曲が多くの世代の心に訴えかけ、現在YouTube総再生回数は2億回を超え、国内外に熱狂的なファンコミュニティを持つ。2022年には、バーチャルシンガー初となる日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を成功させた。次世代のアーティスト活動のスタンダードとしてバーチャルとリアルの垣根を越えるべく奮闘中。
イラスト・錦織敦史
アニメーター、演出家。1978年生まれ、鳥取県米子市出身。『天元突破グレンラガン』でキャラクターデザインを務めたのち『アイドルマスター』では初監督を務める。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にも総作画監督・キャラクターデザイナーとして参加。
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