明治改暦のゆくえ

明治改暦のゆくえ

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出版社
ぺりかん社
著者名
下村育世
価格
6,380円(本体5,800円+税)
発行年月
2023年2月
判型
A5
ISBN
9784831516374

古来より江戸時代まで太陰太陽暦(旧暦)が使用されてきた日本だったが、明治6年より太陽暦(新暦)に改暦されて現在に至る。神宮大麻とともに神道組織の流通網を通じて全国津々浦々まで頒布された新暦には、太陽暦の採用や旧来の陰陽道の暦注を排除するといった「開化」的側面と、皇紀紀元や神武天皇即位日などの祝祭日を新たに導入するという「復古」的要素が分かちがたく織りこまれていた。本書は明治改暦を、その陰にあった西洋とは異なる日本独自の暦を求める議論や提案などに光を充てつつ再考するとともに、昭和20年の終戦まで暦がどのように編纂・製造・頒布されてきたかに焦点を当て、豊富な史料を用いて解き明かした労作である。

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