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著者・星野和彦さんは、戦後間もない1950年代から今に至るまで、常にエンターテインメント業界の最前線に立ち続けている、御年92歳の演出家です。その活動分野は極めて多彩かつ幅広く、20代後半でパリのムーランルージュに演出家として招聘されたのをはじめ、テレビ、ラジオ、レヴュー、ファッション・ショウ、オペラ、ミュージカル、舞台劇、舞踊、バレエ、コンサート、美術展等々、さまざまな現場で活躍してきました。テレビ番組における「モーニング・ショウ」(木島則夫モーニング・ショウ)など、「日本初」といわれる仕事を数多く手がけ、芸術祭では数多くの受賞歴を誇ります。誰もが知っている歌でいえば、丸山(現・美輪)明宏の「よいとまけの唄」や、岸洋子の「誰もいない海」をプロデュースしたのも星野さんです。そうした星野さんだからこそ、現今のエンタメ業界の在りようには座視できないものがあり、エンタメはかくあって欲しいという思いから、異論・提言満載の本書がしたためられました。いわばこれは、業界の表裏を知悉する星野さんの、業界人への「遺言」であり「喝」です。星野さんは、演出・制作・タレントを志す若者にぜひ読んで欲しいとのこと。エンタメ業界活性化のためのヒントにあふれた本です。
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