忘却の整理学

ちくま文庫

忘却の整理学

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出版社
筑摩書房
著者名
外山滋比古
価格
748円(本体680円+税)
発行年月
2023年3月
判型
文庫
ISBN
9784480438706

「忘れる」ことが情報を整理し頭の働きを活性化させ、創造的思考を生み出す。忘却の重要性を解いたベストセラー『思考の整理学』の続編。

時代を超える〈知のバイブル〉『思考の整理学』の続編、待望の文庫化

「忘れる」ことはイケないこと、それはとんでもない勘違いだった
〈忘却〉はあなたにとって最大の武器だ

積極的〈忘却〉のすすめ

生の知識は使いものにならない。〈忘却〉をくぐらせて枯れた知識のみが新しい知見を生み出す

知識は「盾」である。仕事や試験において時間を削り取ろうとする敵から自分を守ってくれる。知識によってタスクは効率化され、浪費は防がれる。では「矛」は?……それは「忘却」である。なぜなら、常識やルールといった自分の内なる暗黙知、さらには時間すら忘れて物事に打ち込んだとき、そこから得られる成果物は、きっとあなたにとって代えがたい武器となるからだ。
解説 松本大介

【目次】
まえがき

忘却とは
選択的記憶と選択的忘却
忘却は内助の功
記憶の変化・変貌
入れたら出す
知的メタボリック症候群
思考力のリハビリ
記憶と忘却で編集される過去
ハイブリッド思考


空腹時の頭はフル回転
思考に最適 三上・三中
感情のガス抜き
風を入れる
カタルシスは忘却
スクリーニングが個性を作る
継続の危険性
解釈の味方


よく遊びよく学べ
一夜漬けの功罪
メモはしないほうが良い
思い出はみな美しい
ひとつでは多すぎる
〝絶対語感?と三つ子の魂
無敵は大敵
頭の働きを良くする

あとがき

解説 松本大介

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