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まるで詩で小説を書くような煌めく比喩で綴られる文章で昭和初期に注目を集めた〈新感覚派〉の作品群を小山力也の編集、解説で送るアンソロジー。
大正から昭和初期、一瞬の閃光と煌めきで絶滅したまるで〈詩〉で〈小説〉を書くような文学があった
モダニズムの儚き疾走を現代に甦らせるこれまでにない〈新感覚派〉アンソロジー誕生
【内容紹介】
一瞬の燃焼、モダニズムの煌めき──まるで「詩」で「小説」を書くように、煌めく比喩表現で綴られる文章で、昭和初期に注目された〈新感覚派〉と、そこへ接近した作品群を集めた作品集。〈新感覚派〉の隆盛が、プロレタリア文学の機運に圧される様を俯瞰し、大正から昭和初期という時代の、震災と復興、急速な発展と同時に乱れて行く都会の熱狂と雑音、猥雑さを切り取る。編者による各作品解説も収録。
【目次】
はじめに
『首』 藤澤桓夫
『高架線』 横光利一
『不器用な天使』 堀辰雄
『軍艦』 今東光
『狂った一頁』 川端康成
『黒猫』 龍膽寺雄
『ステーション・カラア』『新宿風景』 浅原六朗
『室内』 山下三郎
『三等列車中の唄』『富士』 高橋邦太郎
『橋』 池谷信三郎
『天文臺』 稲垣足穂
『モル博士と、その町』 石野重道
『物質の彈?』 岡田三郎
『ムウヴイ・フアン』 福井一
『アスファルトを往く』 片岡鐵兵
『喜劇』 石濱金作
『東京一九三〇年物語』 窪川いね子
編者解説 小山力也
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