1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
〈作曲〉は、音楽のはじまりだろうか──
“contemporary music”をかたちづくる180人を超える作曲家とその周辺。
40年におよぶ思考を辞典形式で再構成する。
「作曲という、部屋にこもってひとりでおこなう作業、そうした「イメージ」が抱かれやすい作業……
ひとりでやっているようでいて、まわりからうけるさまざまな刺激や影響があり、
それ、それらを変換して、他者を介しまたべつの他者、他者たちに波動をつたえる通過点としての、
ブラックボックスとしての、作曲家。その部分が個人としてとくに強調された時期の固有名」
──「あとがき」より
現代の音楽文化を対象に旺盛な執筆活動をつづける音楽評論家・小沼純一が1980年代半ばからおよそ40年にわたって、さまざまな媒体に発表してきた「作曲」をめぐる文章を一挙集成。
180人以上の「作曲家」とその作品、楽器や演奏家など「作曲」の周辺をめぐる思考を、作曲家名のアルファベット順に並べ、「作曲家事典」として活用できるよう構成した。
ひとりの評論家による「作曲の世界」の定点観測として、他に類をみない規模・期間にわたる貴重な記録を1冊に。
幅広い視野に立ち、自由で軽やかな筆致で綴られた文章は、わたしたちを「作曲とはなにか」という深い思索へといざなう。
アルテスパブリッシング創業15周年記念出版。600部限定。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。