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頭頸部癌や甲状腺癌の治療で広く行われている頸部郭清術を系統立てて解説した手術書.本書では臨床の最前線で40年あまり活躍している著者が頸部郭清術の知識や技術を披露する.また従来の術式にこだわらない患者の機能温存に重きを置いた術式を綺麗なシェーマで紹介し,実際に継承されることが難しい技術を解説して新たな選択肢を提供する.
目次
第1章頸部郭清術とは
1.根治的頸部郭清術(RND)・根治的頸部郭清術変法(MRND)と機能的頸部郭清術(FND)
2.頸部郭清術に対する筆者の術式の変遷
第2章初回治療の頸部郭清術
1.頸部郭清術の概念(郭清範囲の設定)
2.頸部郭清術を学ぶにあたって
第3章手術手順
1.皮膚切開と郭清範囲の設定および神経・脈管の温存
2.深頸筋膜線維の構造と〓離の方向
3.内頸静脈周囲のリンパ節脂肪塊の処理
第4章郭清領域の境界と全頸部郭清術,分割頸部郭清術
1.Level ⅠとLevel Ⅱとの境界
2.Level Ⅰの郭清を加えた,Level Ⅰ〓Level Ⅴの全頸部郭清術
3.分割頸部郭清術(SgND)という概念
第5章ドレナージの挿入,出血・咽頭浮腫への対応と予防的頸部郭清術
1.局所の清拭とドレナージの挿入
2.頸動脈の破綻時の対応
3.頸部郭清術と喉頭浮腫
4.予防的頸部郭清術とは
第6章Level Ⅰの郭清
1.Level Ⅰの特徴
2.舌骨上筋群と舌神経,舌下神経との関係
3.広頸筋の支配している神経と顔面神経下顎縁枝は同根である
4.顔面神経下顎縁枝の温存方法
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