特集:棟方志功 「板画」の極意
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棟方志功は日本で最も有名で、同時に広く世界でも知られた版画家です。青森の刀鍛冶の家に生まれ、油彩画家を志して上京しますが、生まれつき目が悪く、遠近感やモデルの輪郭もわからないほどでした。棟方は、当時の日本画壇における最高権威であった、帝展への入選を目指しますが、やがて版画こそが日本固有の美術であると考えるようになります。
版画制作を始めた棟方は、独自の版画哲学を持ち、独創性に富んだ作品を次々と生み出しました。それらの作品は、戦後、海外の国際美術展で高く評価され、「世界のムナカタ」は、その後に続く日本の近現代版画隆盛の嚆矢となりました。
本特集では棟方志功生誕120年を記念し、その作品の魅力を「装飾性」「怪物性」「巨大性」「国際性」「意匠性」「郷土愛」という6つのカテゴリーで紹介します。
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