「ビジネスと人権」をライフワークとして取り組む3名の弁護士の知識・経験を結集!
◆技能実習生などの外国人労働者、男女賃金格差、コロナ危機を通じた貧困の拡大、気候変動紛争、顔認証技術、開発と汚職、地政学リスク、サプライチェーン調査、救済メカニズム、ステークホルダー対話――
企業関係者が悩みを抱くことが多い個別の人権課題対応や人権DDの実践ステップをQ&A形式で解説
【主要目次】
第1章 序論 人権デュー・ディリジェンスの基礎
・1 ビジネスが直面する多様な人権課題
・2 企業価値に直結する人権尊重・人権DD
・3 ビジネスと人権国連指導原則が要請する人権DDの要点
・4 人権DDにおいて基準となる「国際人権」
・5 人権DDに関するルール形成の動向と企業価値への影響
・6 事業局面・セクター別の典型的な人権課題を押さえる
第2章 人権デュー・ディリジェンスの実践上の留意点
・1 人権DDのプロセスの全体像
・2 人権方針の策定とガバナンスへの組み込み
・3 人権リスクの特定・評価
・4 サプライチェーンにおける人権リスクの調査
・5 サプライチェーンにおける人権リスクの対処
・6 ステークホルダー・エンゲージメント(対話)
・7 構造的な人権課題への対処
・8 是正・救済とグリーバンス(苦情処理)メカニズムの構築
・9 訴訟・紛争リスクへの対応
・10 人権に関する非財務情報開示
・11 中小企業における人権DDの留意点
・12 金融機関における人権DDの留意点
第3章 個別の人権課題と人権デュー・ディリジェンス
・1 外国人労働者と人権
・2 ジェンダーと人権
・3 コロナ危機と人権
・4 環境・気候変動と人権
・5 テクノロジー・AIと人権
・6 開発と人権
・7 紛争と人権
第4章 事例で学ぶ人権デュー・ディリジェンス
・事例1 サプライチェーン上の外国人労働者の人権侵害リスクへの対応
・事例2 開発事業における地域住民の人権侵害リスクへの対応
・事例3 紛争影響地域からの調達における人権侵害リスクへの対応
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