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―理想と現実の狭間で生きた日々―
昭和二十年、当時国民学校四年生だった私は、満鉄病院で小児科の医長をしていた父の下、チチハルで敗戦を迎えた。進駐してきたソ連軍も引き揚げ、国民党の中央政府が統治していた頃、大部分の日本人が帰国する中で病院関係者として父が留用されると、私もそのまま中国に残った――。
東北大学で物理学を学び、停年退職した著者が戦後内戦のなか転校を繰り返し、多くの教師や友人と出会い・別離を繰り返し、帰国するまでの日々を、そしてまたその経歴が生きた退職後の二十年の暮らしを振り返る。
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