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◆第五句集
新秋の玻璃拭くあをき海を拭く
第二句集以降海に因んだ集名を選んできたのでそれに拠った。
初投句以来六十余年になるが、俳句の難しさは増すばかりである。
(あとがき)
◆自選十二句
容なきものに守られ去年今年
耳打のごとくぽつぺん鳴らしけり
恋猫は何約せしや灯に別れ
忌を明日の髪切りにゆく桜冷
柳絮追ひゆけり果たせぬ約あまた
付台の葉蘭の艶も鰹どき
白南風の帆やふるさととなす他郷
諳んずる師の句幾許暑に抗す
新秋の玻璃拭くあをき海を拭く
占ひのけふを恃めり鰯雲
降誕歌火影が階を昇り来る
冬帽の父ありありとけふ忌日
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