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SDGs達成に向け、環境と経済と社会をつなぐ新しい概念である「SDGsネクサス」の構造やつながり・地球環境問題解決へのアプローチをまとめた書。
本書では、SDGsの17の目標の要素である環境と経済と社会をつなげる新しい概念として、複合的地球環境問題の解決に向けて進められている「ネクサスアプローチ」を取り上げ、数多くの実例を紹介する。「SDGsネクサス」は、相関関係・因果関係・相互作用関係などのこれまでの関係性概念にはなかった直接的な連関と間接的な連関をつなげ、トレードオフ関係(二律背反)やシナジー関係(相乗効果)を含めた質的関係性を取り入れた、課題同士、地球と地域、現在と未来のマルチ時空間スケールをつなげる、新しい地球環境連関概念である。
本書では、人類の生存を脅かす地球温暖化、生物多様性の喪失、水資源の枯渇、窒素過剰負荷などの地球環境問題の根源に通底する「人と自然の相互作用環・連鎖網」を、マルチスケールで広がる「地球環境SDGsネクサス」として捉える。そして、その構造とつながりを数多くの事例を用いて示し、持続可能な社会の構築に向けて、新しい地域間連携につながる基礎となる考えを本書で示す。
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