労働の思想史

労働の思想史

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出版社
平凡社
著者名
中山元
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2023年2月
判型
四六判
ISBN
9784582703658

なぜいま働くことは苦しいのか――。人類誕生からAIの進化著しい現代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。


【本書に登場する哲学者・思想家】
ヘシオドス/アリストテレス/ヨハネス・カッシアヌス/ヌルシアのベネディクトゥス/ソールスベリーのジョン/マルティン・ルター/ジャン・カルヴァン/トマス・ホッブズ/リチャード・バクスター/ジョン・ロック/バーナード・デ・マンデヴィル/フランソワ・ケネー/ジョン・ウェスレー/デヴィッド・ヒューム/ジャン=ジャック・ルソー/アダム・スミス/ジャック・テュルゴー/イマヌエル・カント/サン=シモン/ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/ロバート・オーウェン/シャルル・フーリエ/カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス/ヨセフ・ディーツゲン/ポール・ラファルグ/フリードリヒ・ニーチェ/ジークムント・フロイト/マックス・ウェーバー/バートランド・ラッセル/マックス・シェーラー/マルティン・ハイデガー/マックス・ホルクハイマー/ルイス・マンフォード/テオドール・アドルノ/ハンナ・アレント/シモーヌ・ヴェーユ/ジャック・ル・ゴフ/イヴァン・イリイチ/ミシェル・フーコー/アーリー・ラッセル・ホックシールドほか


【目次】
第1章 原初的な人間の労働
第2章 古代の労働観
第3章 中世の労働観
第4章 宗教改革と労働――近代の労働観の変革(一)
第5章 経済学の誕生――近代の労働観の変革(二)
第6章 近代哲学における労働
第7章 マルクスとエンゲルスの労働論
第8章 労働の喜びの哲学
第9章 労働の悲惨と怠惰の賛歌
第10章 労働論批判のさまざまな観点
第11章 グローバリゼーションの時代の労働


【著者プロフィール】
中山元(なかやま・げん)
哲学者・翻訳家。1949年、東京生まれ。東京大学教養学部中退。古典の新訳を数多く手掛ける。

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