1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
狂騒、神、愛(エロス)、成熟──
聴くものすべてを包みこむあの“親しさ”はどこから来るのか。
近年めざましい進展をみせるシューベルト研究。
その中心人物による記念碑的労作が誕生!
19世紀初頭──動乱の予感をはらむ凪(なぎ)の時代を、誰よりも疾(はや)く駈けぬけた作曲家の実像に肉迫する。
「幸薄い早世の作曲家」という従来のイメージを覆し、「自らの欲求に衝き動かされ、めまいのするような愛に満たされて生きた人」として、いまだかつてないシューベルト像を提示。
シューベルトの生きた時代を追体験し、その無意識の領域にまでせまるべく、手を伸ばした情報の幅広さと密度はまさに圧倒的。
数多くのカラー図版を掲げながら、従来にない解像度で描きだす作曲家の実像は、まさに「わが友」というべき親密さに到達している。
伊藤亜紗氏、河村尚子氏、山田和樹氏、推薦!
伊藤亜紗氏(美学者)
喜劇的なのに厳密
批評的なのに猥雑
伝記的なのに哲学
砂ぼこりも匂いも味もする
圧巻の歴史音楽絵巻!
河村尚子氏(ピアニスト)
推理小説のようにスラスラ読める──
絵画・文学・哲学などから
人物像と背景を次々に解き明かす。
この一冊であなたの
シューベルト解釈がきっと変わる!
山田和樹氏(指揮者)
これほどまでにシューベルト愛に
あふれた人がかつていただろうか。
人間味たっぷりな作曲家の魅力に
ぐっと近づける一冊!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。