百寿を迎える染織家・志村ふくみと彫刻家・土屋仁応が贈る絵本。
土屋仁応の木彫の動物からインスピレーションを得て、染織家・志村ふくみが書いたおとぎ話に、土屋が絵を描き下ろした。
「再生」をテーマとし、永遠なる芸術を讃えたメッセージ絵本。
「森のなかの小さな家で、いままさに天に召されようとしている若い詩人が紳士に抱きかかえられている。庭を松葉で埋めつくしてお式の準備をする庭師と息子たち。そこへターバンを巻いた老人が現れ、『今夜、美しい動物(いきもの)メテオが、あの方を迎えにみえる』と告げる。やがて、庭は、いちめん銀色の海になり……」
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