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お話を読めば漢字が「読める」「書ける」。童話「オボロン王とダバラン王」を楽しく読みながら、1年生で学ぶ80字を学びましょう。「この本をうまく使って、楽しく、めあてを持ちながら漢字を身につけてもらえれば幸いです」(「はじめに」より)。
小学校で学習する漢字は現在1026字になりました。学年が上がるにつれて、覚えなければならない漢字はどんどん増えていきます。
これをすべて覚えることはなかなか大変ですね。そこで、なにかよい方法はないかと考えて作ったのが『漢字童話』という本です。これは、それぞれの学年で習う漢字がすべて入ったお話の本です。お話を音読するだけで、一年間に習う漢字がすらすらと読めるようになります。だいたい一カ月から二カ月で、漢字が苦手な人もみんな読めるようになりました。
しかし、漢字が読めるようになっても、すぐに書けるようにはなりません。そこで思いついたのが、お話を場面ごとにくぎって、一場面に10字の漢字を入れることです。お話の一場面を音読すれば、新しい漢字10字が読める。この「読める」という気持ちを持ちながら書きの練習をすれば、漢字を覚えやすいのではないだろうかと考えたのです。
こうしてできたのがこの本です。この本をうまく使って、楽しく、めあてを持ちながら漢字を身につけてもらえれば幸いです。
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お話を読めば漢字が「読める」「書ける」。小学校で学習する漢字は、現在1026字。本書では創作童話「オボロン王とダバラン王」を楽しみながら、1年生で学習する漢字80字を学ぶ。「この本をうまく使って、楽しく、めあてを持ちながら漢字を身につけてもらえれば幸いです」(「はじめに」より)。
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