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伝承は消滅しつつある――諦念を含みこんだこの語りを耳にすることは多い。
そこには、伝承は旧来のあり方を保存したまま持続すべきであるという意識が横たわっている。
しかし、伝承とは、そもそも不変で静態的な存在なのであろうか。
伝えていく行為とその主体への視点から、伝承を変わりゆく動態的なものと捉え返し、人びとの生活世界における伝承の実態を子細に分析することにより、現代における伝承の力を問い直す視点を提供する意欲作。
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