スラヴ民族の歴史

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出版社
山川出版社(千代田区)
著者名
伊東一郎
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2023年2月
判型
B6
ISBN
9784634424043

東欧・ロシアの広大な地域に暮らすスラヴ諸民族の歴史は、ロシア史と東欧史の二つの枠組みで別々に論じられてきた。本書では、諸民族の相互関係の歴史として通観する。
1986年に刊行された『民族の世界史10 スラヴ民族と東欧ロシア』の歴史に関する部分に現代の動向を加筆し、再構成。1990年代の旧ユーゴスラヴィア紛争、ロシアのウクライナ侵攻(2022年~)など、スラヴ民族間の衝突を読み解くための良書。

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〈目次〉
山川セレクション『スラヴ民族の歴史』への序文 伊東一郎

第一章 スラヴ民族とは 伊東一郎
 スラヴ民族とは
 ①国家形成以前のスラヴ人
 ②分裂と移住
 ③地理的環境

第二章 スラヴ民族の言語と宗教 栗原成郎・森安達也
 ①スラヴ民族の言語
 ②スラヴ民族の宗教

第三章 スラヴ民族の歴史 森安達也・直野敦・永田雄三
 ①キリスト教の受容と国家の形成
 ②ビザンツ帝国とスラヴ民族
 ③スラヴ民族とゲルマン民族
 ④スラヴ民族と周辺の諸民族
 ⑤民族の独立とパン・スラヴィズム
 ⑥オスマン帝国とスラヴ民族

第四章 近現代世界におけるスラヴ民族 川端香男里・菊池昌典・伊東一郎
 ①スラヴ世界と西ヨーロッパ
 ②社会主義とスラヴ民族
 ③ソ連崩壊後のスラヴ民族――分断と対立

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