実はリンが皇帝陛下だと明かされ混乱するディン。まっすぐなリンの愛を感じながらも、特別に可愛くもないし教養もない、中流家庭出身の自分が妃となることに思い悩んでいた。そんなある日、妃教育に疲れたディンは、こっそり後宮を抜け出して下町へ。束の間の自由を謳歌していたが、一人でいるとどこか寂しく、リンへの想いは募るばかり……。リンのもとに帰ろうと決意したその時、町の不良に絡まれてしまう。
「助けてリンさん!」こんなところにいるはずもないのに、つい叫ぶディンだったが――。
皇帝陛下に溺愛されながらも、どこか自信が持てない元宮女の、中華風ファンタジーラブコメディ! オリジナルストーリーたっぷりの第2巻。
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